2020年7月号優秀作品その3(6年生H君)


★7月第1回めの作文に対して、「『笑顔で観戦できるための工夫』について述べなさい。ただし、自分で考えても良いし、調べても良い」とした課題(250字程度)への作文です。

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 過去にサッカーの試合で大敗したチームに対してブーイングの嵐がおきました。その映像を見て僕は嫌な気分になりました。これでは笑顔で試合を観戦出来ません。ですから、サポーターはやじを飛ばさないようにすることが大事だと思います。

 また、今までの競技施設では、車いす席が一般の客席よりも広いスペースを必要とするため、端の方に固められてしまい、数も極端に少なかったです。また、サイトラインが考えられていませんでした。サイトラインとは、車いす席から舞台やスクリーン、競技への視界のことをいいます。「サイトラインが確保されている」状態は、車いす席の前の観客が立ち上がっても、その視界を妨げないように、座席の設計に工夫がされていることを指します。

 このような工夫をすると笑顔でみんなが試合を観戦できるようになると思いました。

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(添削者から)
毎月、2回目の課題は、前回の書き直し、自分の作文に対する反論、今回のような発展的課題などが、1回目の作文やお子様のレベルに応じて出題されます。
H君(優秀作品その2のH君は別人)は、うまく具体例や体験を交えて書いてくれました。

★なお、受講生が増えたため、今月から優秀作文を数作品ご紹介していきます。紹介順序は、掲載許可が取れた順です。