11月号は、川崎重工業が発表したオートバイの電動化に関する記事を読み、それに対する意見を述べる課題でした。
条件は以下の通りです。

■文字数は、350字以上600字以内とします。

■タイトル（なくてもよい）以外の全体を三段落とし、以下の構成で書くこと。
　第一段落：記事の内容を簡潔にまとめる（要約する）
　二段落：オートバイを電気モーターに変えることのメリットについて述べる
　第三段落：オートバイを電気モーターに変えることのデメリットについて述べる

■文章は敬体(です・ます調)でも常体(である調)でもかまいませんが、まぜないように書くこと。

第一段落の記事のまとめについては、どこまでを内容に盛り込むのか苦労のあとがうかがえました。すべてを書こうとすると長くなるので、うまくまとめていく必要があります。
第二段落のメリットについては、環境問題とからめてうまく書けているものが多く、感心しました。
第三段落は、環境問題に逆行する内容ながらも、オートバイを操る楽しみや価格の高さに踏み込んで書けたかどうかがポイントでした。

なお、追加課題では、かなり難しいテーマも出題しました。とりわけ「発展途上国と環境問題」として、なぜ途上国で電動オートバイをすぐに売ることができないかについて述べるのは、なかなか手強く感じたようです。

（添削者）